プロペシアの効果を徹底解明!

フィンペシアとミノキシジル

2018.05.28

フィンペシアとミノキシジルは、育毛や発毛を検討されている方なら一度は聞いたことがあるかと思います。上記の2つの医薬品には、どのような効果があるのか、併用することはできるのか、服用方法はどうなのかと気になることかと思います。今回は、フィンペシアとミノキシジルについて解説していきたいと思います。

フィンペシア

フィンペシアとは、プロペシアジェネリックで男性型脱毛症(AGA)に非常に有効であるとされる医薬品です。有効成分はプロペシアと同様のフィナステリドになります。フィンペシアを開発した会社はインドの「シプラ社」です。AGAの薬以外にも「抗生物質」「抗がん剤」「HIV治療薬」を世界150ヵ国以上で販売しています。フィンペシアは、「国内未販売」で合法的に入手することができる医薬品ですが、リスク回避のため注意は必要でしょう。フィンペシアの有効成分はフィナステリドであるため、プロペシアの作用機序と同じです。AGAを引き起こす原因はジヒドロテストステロンですが、これはテストステロンが5α還元酵素によって変換された物質です。また、フィナステリドは5α還元酵素阻害作用があるのでAGAに効果があります。効果が現れるのは、最低でも3ヵ月~6ヵ月はかかるので、効果が実感できないと思い半年以内で服用をやめることは勿体ないです。AGA治療は継続的に服用することが大切です。

フィンペシア

フィンペシア

ミノキシジル

ミノキシジルは、もともとアメリカで血管拡張剤として開発され、血圧降下剤として使用されていました。副作用として全身の多毛症を引き起こすことから、発毛剤の外用薬として臨床試験が行われ、脱毛症に有効であることが確認されています。また、外用薬は厚生労働省から発毛医薬品として認可されており、薄毛の治療薬として使用されていますが、飲むタイプのミノキシジルタブレットは認可が下りていません。ミノキシジルは、血行を促進する効果があり、髪の毛の生成や毛母細胞を活性化させ、ヘアサイクルに働きかけることができます。ヘアサイクルには、「成長期(2~6年)」「退行期(2週間)」「休止期(3~4ヵ月)」の3つに分けられます。AGAの方は、正常の方と比較すると成長期が短く、退行期と休止期が長くなってしまうため、十分に髪が成長せずに抜け落ちてしまい、薄毛へと進行していきます。ミノキシジルは、このヘアサイクルの乱れを改善することで、発毛促進に導きます。

ミノキシジルタブレット

ミノキシジルタブレット

フィンペシアとミノキシジルの併用

フィンペシアとミノキシジルタブレットは国内で認可されていない「未承認医薬品」でありますが、併用することについて問題はありません。飲み合わせによって健康被害や効果がなくなるといったことも確認されていません。また、フィンペシアとミノキシジルを併用することにより、互いの効果を打ち消すことなく補完し合い、高い効果が期待できます。フィンペシアは、男性型脱毛症の原因であるテストステロンのジヒドロテストステロンの変化を抑制し、生え際や前頭部の発毛効果に期待することができます。ミノキシジルは、血行を促進し頭皮の環境を整えることができます。特に、頭頂部の薄毛に高い効果を発揮することができるので、併用することにより、頭皮全体の薄毛治療に期待することができます。

フィンペシアとミノキシジルの服用方法

フィンペシアとミノキシジルタブレットは医薬品なので、水ではなくジュースなどと一緒に服用すると薬の効果が薄れてしまうので、水やぬるま湯で服用したほうが、薬の効果を十分に得ることができます。また、アルコールと一緒に服用してしまうと副作用が強くでる可能性があるので、絶対に一緒に服用してはいけません。服用時間に関しては、いつでも服用することが可能ですが、飲み忘れ防止のために、同じ時間帯に服用することをお勧めします。フィンペシアは1錠にフィナステリド1.0mg含まれており、フィナステリドの1日の上限が1.0mgまで服用することができると言われているので、1日1回1錠を服用することで足ります。期間に関しては、3ヵ月~6ヵ月くらいを目安に服用することにより効果を実感することができると言われています。ポイントは、効果が実感できないからといって、途中で服用することを止めずに継続的に服用することが大切です。ミノキシジルタブレットの濃度は、2.5mg、5mg、10mgがあり、服用は1日1回あたり10mgまでとなっています。10mgという分量は発毛効果と副作用のバランスを計算して定められたものなので、10mgを超える分量を服用してしまうと急激な血圧低下により、心臓に負担がかかったり、副作用を引き起こすリスクも高くなるので注意が必要です。まずは、2.5mgから始め徐々に濃度を高くしていく方法がお勧めですが、自己の判断で濃度を高くするのは難しいかと思います。少しでも飲み方や分量に不安がありましたら、専門の病院に行き医師に相談することが望ましいでしょう。

 

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