プロペシアの効果を徹底解明!

フィナステリド「SN」処方

2017.05.31

フィナステリド「SN」とは

フィナステリド「SN」は2016年に東京に本社を持つ、シオノケミカル社から販売が開始されたAGA(男性型脱毛症)治療薬です。SNは日本皮膚科学会が決定するAGA治療に対する有効性を計るランクの中でも最高ランクに設定されている「フィナステリド」を主成分に持つプロペシアのジェネリック医薬品です。

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※シオノケミカル株式会社ホームページよりフィナステリド「SN」製品写真

「プロペシア」とフィナステリド「SN」の違い

フィナステリド「SN」はプロペシアのジェネリック医薬品です。主成分はどちらも同じフィナステリドなので効果・効能は同等です。

最も大きな違いは価格にあります。プロペシアのような先発薬には長い年月と研究費や宣伝広告費などが多くかかってしまい、価格が高くなってしまいます。しかし、ジェネリック医薬品であるフィナステリド「SN」ではそれらの甚大な費用を抑え製造・販売を行うことができます。そのためプロペシアより低い価格に設定することができています。有効成分が同じで、効果に差異はなく同等の効果を得ることができるので安価で購入できることは非常に喜ばしいことかと思います。

フィナステリド「SN」の効果

冒頭でもお話ししましたが、フィナステリド「SN」はプロペシアジェネリックです。効果の方もプロペシアと同等になります。

フィナステリドにはAGAの主な原因であると言われる悪性な男性ホルモンと言われるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害する作用があります。ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞内にある男性ホルモン受容体と結合すると、髪の毛の成長サイクルを乱してしまいます。それによって健康な毛髪を育成することが出来ず、細く・抜けやすい毛髪が増えてしまい、AGAの原因になってしまいます。ジヒドロテストステロンは男性ホルモンの一つであるテストステロンが5αリダクターゼという5α還元酵素と結びつくことで生成されます。5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型とありますが、フィナステリドはその5α還元酵素Ⅱ型の働きを阻害する効果があります。5α還元酵素の働きを阻害することでテストステロンとの結合を抑え、ジヒドロテストステロンの生成を阻害し正常なヘアサイクルを守ってくれる働きをしてくれます。フィナステリド「SN」の服用を続けることで乱れたヘアサイクルが正常化し、抜け毛を抑えることで相対的に頭髪の量が増えます。

フィナステリド「SN」の服用方法

服用方法もプロペシアと同様になります。

1日一回、毎日同じお時間にお飲みください。毎日同じ時間にお飲みいただくことで、薬剤の血中濃度を一定に保ちよい効果が期待できます。また、一日に服用することができるプロペシアの極量は1mgとなっています。それ以上の量を服用しても有効な効果は得ることができません。そればかりか副作用の発生率を高めてしまう恐れもあるので用法用量を守って正しくお使いください。

フィナステリド「SN」の副作用

副作用の方もプロペシア同様になります。

性欲減退・勃起機能不全・胎児への悪影響・肝機能障害などが報告されています。

まず性欲減退・勃起不全に関してですが、これはよくいわている症状なのです。しかし、アメリカで行われたフィナステリド1mgのものと、偽薬を用いた臨床試験ではプロペシアを服用した患者の男性機能の低下を訴えた患者が1.3%、性欲減退の方が1.8%となり、偽薬を服用した患者の男性機能低下を訴えた患者は0.7%、性欲減退の方が1.3%となりました。この結果から、偽薬を服用した患者からも副作用の報告があることがわかります。これらはフィナステリドを服用すると性欲減退・勃起不全に陥るという思い込みによるところ、つまり精神的な面が要因となっているといわれています。臨床試験の結果から実際は発生率は1%ほどと、非常に稀といえる確率になっていることがわかるので安全にお使いいただけることがわかります。

胎児への悪影響ですが、生殖器官に悪影響を与えてしまうといわれています。フィナステリドは皮膚からも吸収されてしまうものなので触れるだけでも危険があります。女性、特に妊婦の方や搾乳中の方はご注意ください。

肝機能障害に関しては飲み薬なのでどうしても肝臓に負担がかかってしまいます。基本的には気にするほど影響があるわけではないのですが、もともと肝機能が低下している方やお酒を飲んでいる際に服用してしまうと発生のリスクがあるのでご注意ください。

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