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タイで作られたAGA治療薬⁉「ハリフィン」 

現在、AGA(男性型脱毛症)の治療薬は「プロペシア(フィナステリド)」、「ミノキシジル(ミノタブ)」、「ザガーロ(デュタステリド)」などがあり、効果も効能もそれぞれ違いがあります。当サイトでも上記の薬剤やそのジェネリック薬品について書いておりますのでぜひお読みください。

今回はタイで製造されており、フィナステリドが有効成分であるプロペシアのジェネリック「ハリフィン」についてお話しいたします。

プロペシアのジェネリック「ハリフィン」とは?

そもそも「プロペシア」とは?

当サイトコラムを読まれている方はもうご存知かもしれませんが、「プロペシア(propecia)」は「フィナステリド(Finasteride)」を有効成分としたAGA(男性型脱毛症)の治療薬になります。アメリカのメルク社が開発した、抗アンドロゲン薬で、もともとは「前立腺肥大症」の治療薬として開発されていましたが、その臨床試験中に前立腺肥大症を治療する効果だけではなく、脱毛や発毛効果が治験者にみられたことから、1992年に前立腺肥大症の薬として「プロスカー」AGAの薬として「プロペシア」がアメリカで販売が開始されました。2015年には特許が満了したこともあり国内外問わず様々な製薬会社よりジェネリック薬品が販売されることになりました。

タイ製プロペシアジェネリック「ハリフィン」

ハリフィンはタイの首都バンコクに本社を構える「T.O.ケミカル社(T. O. Chemicals)」があ製造販売しているフィナステリド製剤です。ハリフィンには「ハリフィン-1」「ハリフィン-2」の2種類があり、フィナステリドが1㎎配合されている「ハリフィン-1」はプロペシアのジェネリックであり、フィナステリドが5㎎配合されている「ハリフィン-5」はプロスカーのジェネリックになりますので、AGA治療として服用されるなら「ハリフィン-1」を選ぶとよいでしょう。

「ハリフィン」の効果

AGAの「DHT(ジヒドロテストステロン)」というホルモンが原因とされています。男性ホルモンの「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結びついてDHTになります。このDHTはヘアサイクルを乱し、髪の毛の成長を抑制し、抜け毛を増やしてしまいます。ハリフィンの主成分であるフィナステリドはその5αリダクターゼを阻害してくれる効果があるため、結果DHTが作られなくなります。その結果、乱れたヘアサイクルは整い、抜け毛げ減ります。

「ハリフィン」の飲み方

ハリフィンの飲み方は他のAGA治療薬とほぼ変わりなく、食前・食間・食後・時間関係なく服用することができますが、毎日同じ時間に飲むことで血中濃度が安定し効果も上がっていきます。それと飲み忘れを防ぐために、「寝る前22時に飲む!」など時間を決めて服用すると良いでしょう。

飲む際は水やぬるま湯(白湯)をおすすめしています。ジュースやコーヒー・紅茶などで飲まれても大丈夫ですが、一部例外があります。牛乳は薬の成分のカルシュウムと結合してしまい、治療薬の成分の吸収が悪くなってしまいます。あと、グレープフルーツジュースはグレープフルーツに含まれている「フラノクマリン」が代謝酵素を阻害する性質を持っていますので、ハリフィンを含むお薬を飲まれる方はご注意下さい。また、お酒は少量でしたら大丈夫ですが、飲み過ぎてしまうと肝臓に負担がかかってしまったりと、副作用を高めてしまう可能性がありますのでお気を付け下さい。

 

 

 「ハリフィン」の副作用と注意点

ハリフィンの主成分であるフィナステリドはAGAに対して効果的ではありますが、下記のような副作用が報告されています。

・男性機能障害

・肝機能障害

・かゆみ、発疹

・めまい

・睾丸痛

などです。しかし、どの副作用も発生率が低いとされていますので、過度に心配する必要はないでしょう。もしハリフィンを服用して何らかの異変を感じましたら服用を中止し、病院で医師に診てもらいましょう。

「ハリフィン」はキノリンイエローフリーです。

キノリンイエローはプロペシアジェネリックの錠剤をコーティングするために使用されていた添加物です。2012年~2014年頃まで製造されており、キノリンイエローには発がん性があることが報告されています。現在ではハリフィンを含むプロペシアジェネリックにはキノリンイエローを含むものは販売されていませんので安心して服用ができます。

女性や未成年は飲むことも触ることも厳禁!

女性や未成年が飲むことが禁止されている理由は、男子胎児の生殖器の発育に影響を及ぼす危険性があるためです。これはフィナステリドが男性ホルモンを抑制する作用があり、妊娠中、授乳中、未成年の方が服用してしまうと、その作用によって男児の生殖器が上手く形成できず正常に成長できなくなる危険性があります。また、フィナステリドは皮膚からも吸収することができますので触ることも禁止されておりますので、お気を付け下さい。