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若年性脱毛症の原因と対策 

2018.07.18

昨今ではテレビCMなどを通じてAGAという言葉も一般的になってきたかと思います。AGA、薄毛というと年配の方の症状と思われがちですが、若くして薄毛の症状に悩まされる方も少なくありません。また、AGAは進行性の疾患です。若いから大丈夫だろうと適切な治療を行わずに放置してしまうと、どんどん薄毛が進行していきます。薄毛の原因は様々ですが、額の生え際か頭頂部、もしくはその両方から薄毛が進行している場合、AGAが原因で薄毛になっている可能性があります。

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若年性脱毛症の原因

AGAの発症

若年性脱毛症の原因の一つとして、AGAを発症している場合があります。AGAは(Androgenetic Alopecia)の略語で、男性型脱毛症を意味します。思春期以降の男性に起こる頭頂部や額の生え際、あるいはその両方から髪の毛が薄くなっていく症状です。現在日本国内だけでもAGAに悩む男性は1300万人にものぼると言われています。AGAの原因として、まず男性ホルモンの一種「テストステロン」が5α還元酵素と結びつくことによりDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる悪玉ホルモンが産生されます。DHTが毛母細胞に入り込むと、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体と結びつき、毛母細胞の分裂が抑制されます。すると、毛髪の成長サイクルが乱され、本来の髪の成長期が短くなり、抜け毛、薄毛の症状が起こります。前述したAGAの症状に思い当たるものがある場合、AGAを発症している可能性が高いと言えます。AGAは一概に加齢による疾患と思われがちですが、若いからといって決してAGAと無縁というわけではありません。

円形脱毛症

円形脱毛症は突然髪の毛が円形、楕円形に抜け落ちる状態を指します。遺伝やストレスが原因と認知されてきましたが、近年では自己免疫疾患が主要因ではないかといわれています。自己免疫は本来、外部からの侵入物を攻撃し、身を守ろうとする正常な働きを持ちますが、何らかの原因で免疫機能に乱れが生じた際に、体の正常な組織まで攻撃、破壊してしまうことがあります。円形脱毛症の場合、リンパ球の一種であるT細胞が毛包や、毛包に関連するたんぱく質を敵とみなして攻撃してしまい、その結果毛根が傷つき、脱毛が引き起こされてしまいます。

頭皮環境の悪化

過度な染髪やパーマなどは頭皮にダメージをあたえてしまいます。映画「ハリーポッター」で有名なドラコ・マルフォイ役の「トム・フェルトン」はキャラクターの設定上、プラチナブロンドの髪色をキープし続けなければならず、長期に渡る撮影の中で毎週のように染髪を繰り返していたそうです。2018年現在、30歳を迎えるトム・フェルトンですが、最近の彼の画像では前頭部の髪の毛がM字型に後退しているのがはっきりと見てとれます。もちろん彼の少年期の染髪が薄毛の直接的な要因となったかどうかは定かではありませんが、過度な染髪を繰り返すことが頭皮に悪影響を及ぼすことは間違いありません。
他にも頭皮環境の悪化を招く要因としてアルコールの過剰摂取や喫煙、不規則な睡眠、脂質の多い食事なども挙げられます。頭皮の状態を良好に保つためには、食生活や日々の生活習慣を見直すことも大切です。

ストレスも薄毛の原因になる

仕事や人間関係などで身体が強いストレスを受けると、自律神経に乱れが生じます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、体温の調節や内臓機能の管理、ホルモンバランスを整えたりと人が生存活動を行う上での必要な働きをしています。交感神経は俗に「昼の神経」などと呼ばれ、スポーツなど身体を動かしているときや、ストレス、緊張を感じているときなど、日中に優位に活動し、血管を収縮させて血圧を上昇させたり、心拍数を増加させる働きがあります。一方、副交感神経は心拍数を減らし、心身をリラックスさせ、鎮静状態へと導く働きがあります。交感神経と副交感神経のバランスが整っていると身体は健康な状態をキープできますが、交感神経が優位な状況が続くと、髪の毛の栄養が不足したり、抜け毛が多くなり、結果的に薄毛になってしまいます。自律神経のバランスを保つためには健康的で規則正しい生活を送り、ストレスを溜めないことが重要です。また、趣味やスポーツなど、自分なりのストレス解消法を考えておくと良いかもしれません。

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薄毛治療は早めの対処が必要

近年ではプロペシア(フィナステリド)や、ザガーロ(デュタステリド)、ミノキシジルなどを用いた薬物療法による薄毛治療が一般的となっています。冒頭でも述べましたが、髪の毛が薄くなっている原因がAGAの場合、治療せずに放置しておくと薄毛が進行してしまいます。若年層の方は早期のAGA治療を行うことで薄毛の改善が見込まれる可能性は高くなり、40代、50代を過ぎても若々しい見た目を保つことも可能となるかもしれません。食生活や生活習慣の乱れ、ストレスを溜めないよう努めても薄毛が改善されない場合、思い切って専門医に相談するのも一つの選択です。

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